寺巡り
てらめぐり
名詞
標準
文例 · 用例
しかしこの刹那がすぎると、今度は際限のない怠惰な気持におちいり、古寺巡りなどもう億劫になってしまう。
— 亀井勝一郎 『大和古寺風物誌』 青空文庫
古寺に関する予備知識や美術的関心や、乃至は古寺巡りにつきまとい易い一種の虚栄とダンディズム、それら一切を捨てて、ひたすら旅に身を委ね、何ものかに誘わるるごとく自然にみ仏のもとへまいる、そういう思いを身にしっくりさせたいと念じて私はこれを御詠歌としたのである。
— 亀井勝一郎 『大和古寺風物誌』 青空文庫
道筋や民家とのみ限らぬ、古寺巡りも結局は夜の方がいいように思われてきた。
— 亀井勝一郎 『大和古寺風物誌』 青空文庫
高畑の路上でふと、自分は夜の古寺巡りを忘れていたことに気づいたのである。
— 亀井勝一郎 『大和古寺風物誌』 青空文庫
古寺巡りも、今年で足かけ十五年になったわけだ。
— 亀井勝一郎 『大和古寺風物誌』 青空文庫
また日本的教養を積まうといふ下心で古寺巡りするのも味気ないと語つてきた。
— 龜井勝一郎 『帰依と復活』 青空文庫
晴天なら一ノ谷、須磨寺巡りの予定だったが、その勇気もない。
— 吉川英治 『随筆 新平家』 青空文庫
有数の観光地だから日中はにぎやかでも、夜になると、古寺めぐりコースは閑散となるものである。
— 福永信 『三重塔にて』 青空文庫