小迫り
こぜり
名詞
標準
文例 · 用例
絶えまない軍閥の小ぜり合いと、騒乱の連続は、その暗示をなお力強いものにした。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
小ぜり合いは、おさまってしまった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
あの小さい小ぜりあひ、いがみあひ、絶望が生んだ蛮性。
— 平出修 『計画』 青空文庫
あの小さい小ぜりあひ、いがみあひ、絶望が生んだ蠻性。
— 平出修 『計畫』 青空文庫
その瞬間に火のような夫人のひとみと、皮肉に落ち付き払った葉子のひとみとが、ぱったり出っくわして小ぜり合いをしたが、また同時に蹴返すように離れて事務長のほうに振り向けられた。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
敵と対陣して小ぜりあいの絶えないようなものである。
— 森鴎外 『青年』 青空文庫
以後小ぜり合いが断続したが、大勢は東軍に有利である。
— 菊池寛 『応仁の乱』 青空文庫
ちょっとさわったばかりじゃないか――」 お徳と三郎の間には、こんな小ぜり合いが絶えなかちった。
— 島崎藤村 『嵐』 青空文庫