偽膜
ぎまく
名詞
標準
false membrane
文例 · 用例
そのガロアなる少年天才も、あるいは、素裸で激流を泳ぎまくった事実があるのかも知れない。
— 太宰治 『乞食学生』 青空文庫
かなしい時には、素はだかで泳ぎまくるのが一番いいんだ。
— 太宰治 『乞食学生』 青空文庫
ここのところウイルスだウイルスだと騒ぎまくっていたオレは、ついにシステム・ダウンして病院にほうり込まれる羽目となった。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
自分が人間であることを忘れて、魚になったつもりで泳ぎまくればいいんだ。
— 海野十三 『恐龍艇の冒険』 青空文庫
少し気味悪くなってきたので、漁夫達は力のあらん限り漕ぎまくって、漸う岸まで戻ってきて、ほっと後ろを振り返ると、今まで同じ速さでついてきていたその船が、何処へ行ったか消え失せてしまってるんです。
— 豊島与志雄 『月明』 青空文庫
何か冒険のやうな気持で、彼は、眼を閉ぢて、ぐんぐん漕ぎまくつた。
— 岸田國士 『双面神』 青空文庫
どうせ死ぬ身なら同じことだ、風がこわければ、こいでこいで、こぎまくって死んでやれ」 半ばやけっぱちになった梶取たちの中で、船を出そうという者も出てきた。
— 第十一巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
そして元コルテス嬢こと、現マーボー嬢は稼ぎまくった。
— REAL DRAMAS 『真劇シリーズ』 青空文庫