菜根
さいこん
名詞
標準
文例 · 用例
大まかな菜根の匂いがする。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
樹明君の来信の一節に『しばらく菜根を噛んで静養して下さい』とある、まことにその通り、今日は文字通りの菜根デーだらう。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
「人得咬菜根百事可做」「勿躰ないも卑しいから」九月十四日 晴。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
菜根譚より風来疎竹、風過而竹不留声。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
其同僚は役所の徃復に、電車の中で洋服の隱袋から菜根譚を出して讀む男であつた。
— 夏目漱石 『門』 青空文庫
かう云ふ方面に趣味のない宗助は、固より菜根譚の何物なるかを知らなかつた。
— 夏目漱石 『門』 青空文庫
菜根譚を讀む男はたゞ何うです旨く行きましたかと尋ねた。
— 夏目漱石 『門』 青空文庫
その同僚は役所の往復に、電車の中で洋服の隠袋から菜根譚を出して読む男であった。
— 夏目漱石 『門』 青空文庫