微塵
みじん異読 びじん
名詞頻度ランク #19827 · 青空 1250 例
標準
particle
文例 · 用例
これらの不幸な人々のうちのきわめて少数なあるものだけは、微塵に砕けた残骸から再生する事によって、始めて得た翼を虚空に羽搏きする。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
山の祖神はこれを聴くと、息子夫妻と一しょになって姉娘を非難したい気持なぞは微塵もなくなった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
直角的屈折を六回までもして「両己相背」いている亜字には、瀟洒なところは微塵もない。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
このような微塵は通例有機質の繊維や鉱物質の土砂の破片から成り立っている。
— 寺田寅彦 『塵埃と光』 青空文庫
火山から噴出した微塵が、高い気層に吹き上げられて高層に不断に吹いている風に乗って驚くべき遠距離に散布される事は珍しくない。
— 寺田寅彦 『塵埃と光』 青空文庫
近頃の研究によると火山の微塵は、明らかに広区域にわたる太陽の光熱の供給を減じ、気温の降下を惹き起すという事である。
— 寺田寅彦 『塵埃と光』 青空文庫
今まですべてを、いやお前の心と體のすべてを自分の物と信じてゐた私の信念が、其處で粉微塵に碎かれてしまつたやうな氣がしたのだ。
— 南部修太郎 『疑惑』 青空文庫
今日の閣下の昇天の御勢にはわたくし共まるで木つ葉微塵の有樣でございましたな。
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
作例 · 標準
宇宙の広大さに比べれば、人間など一粒の微塵にすぎない。
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工事現場から飛んできた微塵が、窓ガラスを白く汚している。
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古い本を開くと、ページの間から微塵が舞い上がった。
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標準
not at all
作例 · 標準
「裏切るなんて、そんな気は微塵もありません!」
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彼の言葉には、反省のいろが微塵も感じられなかった。
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自分が勝てるという自信は、微塵も揺らぐことはなかった。
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