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ほう
名詞
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標準
文例 · 用例
一郡の低地は白雲密塞して、あたかも白波澎沛たる大湖水であった。
伊藤左千夫 白菊 青空文庫
或る時など予が問すると、一昨日長塚がきて今日は君がくる日だからまた参ると云うて帰った、今に来るだろうというて、何か妹さんなど呼んで用意を命じた様であったが、どうしたか長塚がこの日ついにきなかった。
伊藤左千夫 正岡子規君 青空文庫
喜節見竹の里人下総のたかし来たれりこれの子は蜂屋大柿吾にくれし子下ふさのたかしはよき子これの子は虫喰栗をあれにくれし子春ことにたらの木の芽をおくりくる結城のたかし吾は忘れず 多くの場合に人に畏敬せられた先生にして、こんなことの有ったのは世人も少しく意外に感ずるのであろう。
伊藤左千夫 正岡子規君 青空文庫
直に根岸庵をいて華厳の滝壺にて採りたる葉広草、戦塲が原の菖蒲の花など贈る。
伊藤左千夫 滝見の旅 青空文庫
人は兎に角自分は時々は是非問することと極めたのである。
伊藤左千夫 根岸庵訪問の記 青空文庫
漸くあきらめがついて帰ってしまった 先生の許へ往くようになってからこんな事はきょうが始めてである十三日の午後から急に問を思い立って出掛けた。
伊藤左千夫 根岸庵訪問の記 青空文庫
嬉しきは月の夜の客人、つねは疎々しくなどある人の心安げにひ寄たる、男にても嬉しきを、まして女の友にさる人あらば如何ばかり嬉しからん、みづから出るに難からば文にてもおこせかし、歌よみがましきは憎きものなれどかゝる夜の一言には身にしみて思ふ友とも成ぬべし。
樋口一葉 月の夜 青空文庫
嬉しきは月の夜の客人、つねは疎々しくなどある人の心安げにひ寄たる。
樋口一葉 あきあはせ 青空文庫