民居
みんきょ
名詞
標準
(private) house
文例 · 用例
そこには「明星」という文芸雑誌だの、春雨の「無花果」だの、兆民居士の「一|年有半」だのという新刊の書物も散らばっていた。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
角藤に芝居を勧めたのは中江兆民居士である。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
兆民居士はそれを見て、この際なまじいの政談演説会などを開くよりも、劇を仮りて政治上の意見を発表する方が普遍的で最も有効であると考え付いた。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
以上は兆民居士の直話である。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
曾て、博士三宅雄二郎氏、『我觀小景』を公にせられて以來、わが國に於て、同氏の如く哲學上の荒蕪を開拓して、自説を發表し、且之を持續體現せられたのは、愛己説の加藤博士、現象即實在論の井上博士、並に無神無靈魂説の故中江兆民居士だけであつたかと記憶して居る。
— 岩野泡鳴 『神秘的半獸主義』 青空文庫
死生の問題などはあきらめてしまへばそれでよいといふた事と、またかつて兆民居士を評して、あきらめる事を知つて居るが、あきらめるより以上のことを知らぬと言つた事と撞着して居るやうだが、どういふものかといふ質問である。
— 正岡子規 『病牀六尺』 青空文庫
兆民居士が『一年有半』を著した所などは死生の問題についてはあきらめがついて居つたやうに見えるが、あきらめがついた上で夫の天命を楽しんでといふやうな楽しむといふ域には至らなかつたかと思ふ。
— 正岡子規 『病牀六尺』 青空文庫
今のベルリン駐※公使なる西園寺侯は新たに仏国より帰りて、二、三の同志を糾合し、たとえ暫時なりとも『東洋自由新聞』を発行せしこと、および今の兆民居士、中江篤介氏が帷を下して徒を集め、故田中耕造氏らとともに仏国の自由主義を講述しもって『政理叢談』を刊行せしことは、これ実に自由論派の嚆矢というべきか。
— 陸羯南 『近時政論考』 青空文庫
作例 · 標準
風情ある町並みを歩いていると、趣のある民居が点在しており、散策するだけでも楽しい。
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この山村には、古くから伝わる独特の建築様式の民居が数多く残っています。
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都市部から離れた静かな場所で、ゆったりとした時間を過ごせる民居での暮らしに憧れます。
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