及第者
きゅうだいしゃ
名詞
標準
successful examinee
文例 · 用例
しかし比率を半分に切り下げても、研究の数が四倍になれば、博士及第者の数は二倍になるのは明白な勘定であろう。
— 寺田寅彦 『学位について』 青空文庫
もしもその際に、近代人の資格は神経の鋭敏という事であると速了して、あたかも入学試験の及第者が喜び勇んで及第者の群に投ずるような気持で、(その実落第者でありながら。
— 石川啄木 『性急な思想』 青空文庫
――及第者も落第者も共に受験者である如く、神経組織の健全な人間も不健全な人間も共に近代の人間には違いない)その不健全を恃み、かつ誇り、更に、その不健全な状態を昂進すべき色々の手段を採って得意になるとしたら、どうであろう。
— 石川啄木 『性急な思想』 青空文庫
朱は後に三たび礼とは礼部の試のことで、各省の挙人、即ち郷試の及第者を京師に集めて挙行するいわゆる科挙のことであるが、それは礼部で掌っているから礼※というのであった。
— 田中貢太郎 『陸判』 青空文庫
神仙と道教者とは同じもので、神仙は即ち道教の成就者及第者のやうに思はれてゐるのが一般認識である。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
慶忌 張允恭は明の天啓年間の進士(官吏登用試験の及第者)で、南陽の太守となっていた。
— 池北偶談 『中国怪奇小説集』 青空文庫
(一)宋の宋敏求の『長安志』に唐代長安に在つたネストル教の波斯胡寺、ゾロアスター教のが果して進士及第者であるかは頗る疑問であるが、たとひ彼を進士及第者としても唐時代に賜進士及第と稱したかは一層の疑問である。
— 桑原隲藏 『創建清眞寺碑』 青空文庫
試驗に應ずるものも、唐代では一ヶ年に五十人位より及第しなかつたが、明以後、科擧の及第者は非常に増加して、或時は三年に一度であるけれども、數百人を超え、ことに應試者は何時でも一萬以上を數ふる事となつた。
— 内藤湖南 『概括的唐宋時代觀』 青空文庫
作例 · 標準
掲示板の前に人だかりができていて、自分の番号を見つけた及第者たちが次々と歓声を上げている。
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「今回の昇進試験、及第者はわずか三名か。やはり主任クラスのハードルは想像以上に高いな。」
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筆記試験の及第者のみが、翌週に本社で行われる役員面接へと進む権利を得ることができる。
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