いとこ煮
いとこに
名詞
標準
vegetables boiled in miso
文例 · 用例
十二月と二月の八日はそれぞれに事始事納の儀とあって、前夜から家々に笊目籠を竿の頭へ付け檐へ押し立てて、いとこ煮を食するのがそのころの習慣だった。
— 怨霊首人形 『釘抜藤吉捕物覚書』 青空文庫
「だって君、これは何という木かしらんが、栗の木じゃないぜ、途方もないとこに栗の実が落ちてちゃ、ばれるよ。
— 宮沢賢治 『二人の役人』 青空文庫
すると、だんだんまた山が両方から逼って来て、肩に支えそうな狭いとこになった、すぐに上。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
そしてその雪と月のあかりで見るといちばん高いとこに小十郎の死骸が半分座ったようになって置かれていた。
— 宮沢賢治 『なめとこ山の熊』 青空文庫
船酔ひに青ざめた中学生はも少し大きな学校に居る兄やいとこに連れられてふらふら通り私が眼をとぢるときはにせもののピンクの通信が新らしく空から来る。
— 宮沢賢治 『『春と修羅』補遺』 青空文庫
とし子が私を呼ぶといふことはない呼ぶ必要のないとこに居る。
— 宮沢賢治 『『春と修羅』補遺』 青空文庫
「だって君、これは何といふ木かしらんが栗の木ぢゃないぜ、途方もないとこに栗の実が落ちてちゃ、ばれるよ。
— 宮沢賢治 『二人の役人』 青空文庫
ああして、あんな高いとこにぶらさがって、光ってるんなら光っているがいい。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『雪だるま』 青空文庫
ウィキペディア
いとこ煮(いとこに)は、日本各地に伝わる郷土料理で、小豆などを煮た料理である。地域により材料、調理法などに差異がある。表記は、いとこ煮のほか、漢字表記として従兄弟煮、従子煮、従弟煮、最濃煑および倭毒護煮がある。類似した料理として、いとこ汁やいとこねり、御座煮(ござに)などがある。食べる時期としては報恩講の日が多いものの、冬至に食べたり、日常のおかずとして作られる場合も多い。
出典: いとこ煮 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0