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玻璃器

はりき
名詞
1
標準
glassware
文例 · 用例
嗚呼愉楽、朱塗の樽の差口抜き、酒つぐわかさ、玻璃器に古酒の薫香なみなみと……遠く人ごゑ。
北原白秋 邪宗門 青空文庫
玻璃器のなかの目高さへ、それと知りなば果敢なみやせん。
北原白秋 観相の秋 青空文庫
オリオンの上には馭者座だの、紅いアルデバランだの、玻璃器に凍りついた水滴のやうなすばるだのが、はつきりと姿を見せてゐる。
中島敦 かめれおん日記 青空文庫
明るい光に滿ちた田圃を其の惑亂し溷濁した心を懷いて寂しく歩數を積んで行く彼は、玻璃器の水を日に翳して發見した一|點の塵芥であつた。
長塚節 青空文庫
穹窿の如き蒼天は一大玻璃器である。
長塚節 太十と其犬 青空文庫
熾烈な日光が之を熱して更に熱する時、冷却せる雨水の注射に因って、一大破裂を来たしたかと想う雷鳴は、ぱりぱりと乾燥した音響を無辺際に伝いて、軈て其玻璃器の大破片が落下したかと思われる音響が、ずしんと大地をゆるがして更にどろどろと遠く消散する。
長塚節 太十と其犬 青空文庫
熾烈な日光が更に其大玻璃器の破れ目に煌くかと想う白熱の電光が止まず閃いて、雷は鳴りに鳴って雨は降りに降った。
長塚節 太十と其犬 青空文庫
)法官の前に狂人立てりともいふべし、軍ぶね、帆を張りて運河に浮び、白百合に夜の鳥啼き、眞晝がた、葬禮の鐘は鳴る、(かの鐘形の玻璃器の下に。
上田敏 牧羊神 青空文庫
作例 · 標準
美術館の展示室には、精巧に作られた古代の玻璃器が並べられていた。
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食卓を華やかに飾るため、母は特別な日のために美しい玻璃器を用意した。
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このガラス工房では、伝統的な技法を用いて、一点ものの玻璃器を制作している。
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