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破宅

はたく
名詞
1
標準
文例 · 用例
樹明兄に連れられて、山麓の廃屋を見るべく出かけた、夏草ぼう/\と伸びるだけ伸んでゐるところに、その家はあつた、気にいつた、何となく庵らしい草葺の破宅である、村では最も奥にある、これならば『其中庵』の標札をかけても不調和なところはない、殊に電燈装置があつたのは、あんまり都合がよすぎるよ。
種田山頭火 行乞記 青空文庫