立説
りっせつ
名詞
標準
文例 · 用例
岩瀬肥後の極力排斥した慶福擁立説がまた盛り返して来た日を迎えて見ると、そこに将軍の遺旨を奉じて起ち上がったのが井伊大老その人であったのだ。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
安藤は今日あるを見越して立説した譯ではないが、彼はかかる衝突の起らない樣なる社會を建設しようとしたのである。
— 狩野亨吉 『安藤昌益』 青空文庫
支那人もまた軽々しく他のためにするところある煽動に乗せられて日本を敵視するが如き事あらば、それほど彼等にとって不利な事は無いとし、即ちおもに支那人本位に立説した。
— 大隈重信 『三たび東方の平和を論ず』 青空文庫