竦む
すくむ
動詞-五段-マ行動詞-自動詞
標準
to freeze (from fear, etc.)
文例 · 用例
若い男は女をみると、一時|立竦むように佇り、まさ眼には見られないが、しかし身体中から何かを吸出されるように、見ないわけにはゆかないといった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
和装の若い婦人たちが小さい叫び声をあげて所々に跼み竦むのは。
— ――何人か良案はないか?―― 『風と裾』 青空文庫
心持よほどの大蛇と思った、三尺、四尺、五尺四方、一丈余、だんだんと草の動くのが広がって、傍の渓へ一文字にさっと靡いた、果は峰も山も一斉に揺いだ、恐毛を震って立竦むと涼しさが身に染みて、気が付くと山颪よ。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
山路の時を思い出すと我ながら足が竦む。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
愁眉は即ち眉を作ること町内の若旦那の如く、細く剃りつけて、曲り且つ竦むを云ふ。
— 泉鏡太郎 『唐模樣』 青空文庫
」 と脇腹へ両肱を、しっかりついて、掻竦むように脊筋を捻る。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
身のうちが竦むような恥かしさと同時に、何だか自分の中に今まで隠れていた本性のようなものが呼出されそうな気強い作用がある。
— 岡本かの子 『雛妓』 青空文庫
わたくしは吃驚して身体も竦むように覚えました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
作例 · 標準
断崖絶壁の縁に立つと、高所恐怖症の私はどうしても足が竦む。
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「蛇に睨まれた蛙のように竦む」とは、まさに今の私の状態のことだ。
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あまりの剣幕に気圧されて、言い返そうとした言葉が喉で竦んでしまった。
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標準
to cower
作例 · 標準
雷鳴が轟くたびに、飼い犬は机の下で体を竦めて震えている。
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厳しい寒さのせいで、外を歩く人々は皆、襟を立てて肩を竦めていた。
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先生に見つからないよう、彼は廊下の隅で身を竦めてやり過ごした。
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