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過ぎ越し

すぎこし
名詞
1
標準
文例 · 用例
その目安をもって計るに、もはやわが期すべき死は生き行きつつあるいまの日よりだいぶ前に過ぎ越している。
岡本かの子 富士 青空文庫
老婆二人ちよこ/\と後より過ぎ越しがてら、振りかへりて、乞食橋は何處にかと問ふ。
大町桂月 近藤重藏の富士山 青空文庫
さて振りかえって過ぎ越しかたを見る。
長谷川時雨 明治大正美女追憶 青空文庫
その夜エホバの使者出でてエジプト人の家に入り、その長子たる者をことごとく撃ち滅ぼしたが、門口に塗った羔羊の血を見ればその家を過ぎ越した。
マルコ伝による イエス伝 青空文庫
今し祝ってきた過越節は、父なる神がイスラエルの家を過ぎ越し給うた恩恵の記念でないか。
マルコ伝による イエス伝 青空文庫
しかし最後には神みずから出動し給うて、イスラエル人の家を過ぎ越しつつエジプト人を撃ち、もってイスラエルを救出し給うたでないか。
マルコ伝による イエス伝 青空文庫
モーセの場合にはエジプト人を撃ってイスラエルの家を過ぎ越し給うたが、イエスの場合には他の人々を過ぎ越すためにイエスが撃たれるのだ。
マルコ伝による イエス伝 青空文庫
それ幸いと、加古川の辺りで、その女と、女の死ぬ年まで暮しましたがの、さて、過ぎ越し方をつらつらと憶うに、女ある道、女なき道、どう違いがあろうか、有るとしているのは仏者のみではございませんか。
吉川英治 親鸞 青空文庫