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王朝時代

おうちょうじだい
名詞
1
標準
Dynastic period (the Nara period and esp. the Heian period, characterized by the rule of the emperor as opposed to shogunate)
文例 · 用例
(後記)王朝時代の末期になつて、文化の爛熟による人間の官能と情感がいやが上にも発達し、現実的には高度の美意識による肉的なものを追ひ求める一方、歓楽極まつて哀愁生ずる譬へ通り、人々、省己嫌厭の不安から崇高な求道の志を反比例に募らせる。
岡本かの子 老主の一時期 青空文庫
床の一隅、幽欝な鉛製の八つ橋の角々に、王朝時代の情熱を想はせる燕子花。
岡本かの子 花は勁し 青空文庫
この不可思議にしてはかられざる自然の脅威に面して、王朝時代の人はいかに恐怖したことであろう。
田中貢太郎 日本天変地異記 青空文庫
後世からは、和歌連歌に男女想思の情を通わして、日もこれ足りないように当時の文華に酔うていたと思われる王朝時代の人人も、そうした地震に脅かされる傍、火に脅かされ、風に脅かされた。
田中貢太郎 日本天変地異記 青空文庫
それは王朝時代には僻遠の地として、武蔵、相模の名で大掴みに記されていたものが、文化の発生と共に細かなことまで記される余裕ができたためか、それとも武蔵、相模方面の活動期になっていたのに偶然に遭遇したためであるか。
田中貢太郎 日本天変地異記 青空文庫
王朝時代のことは判らないが、これによって見ても鎌倉は昔から地震の呪いのある土地であるらしい。
田中貢太郎 日本天変地異記 青空文庫
温泉岳も寛永三年に噴火し、阿蘇山は王朝時代から思いだしたように時時噴火している。
田中貢太郎 日本天変地異記 青空文庫
王朝時代の恋ぐらい慾天的なものはまたとあるまい。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
作例 · 標準
例句