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突き掛ける

つきかける
動詞
1
標準
文例 · 用例
豹一はそれに答えず、汚い靴を突っ掛けると、大急ぎで出て行った。
織田作之助 青春の逆説 青空文庫
このあいだから男の身を案じ暮らしていたお園は、薄暗い軒行燈の下にしょんぼりと立っている六三郎の寂しい影を見た時に、涙がまず突っ掛けるようにこぼれて来た。
岡本綺堂 心中浪華の春雨 青空文庫
この凸凹に下駄を突っ掛ける。
夏目漱石 坑夫 青空文庫
急いで行こう」 ありあう庭下駄を突っ掛けると、ポンと枝折戸を押し開けた。
国枝史郎 名人地獄 青空文庫
磯吉はふいと起って土間に下りて麻裏を突掛けるや戸外へ飛び出した。
国木田独歩 竹の木戸 青空文庫
權「確かりしろい」有「へえ」 と云いながら懐よりすらりと短刀を抜いて權六の肋を目懸けてプツーり突掛けると、早くも身を躱して、權「此の野郎」 と其の手を押えました。
三遊亭圓朝 菊模様皿山奇談 青空文庫
大小の二刀だけは腰に差して、手には何一つ持つ間もなく、草履突掛けるもそこそこに、磯貝竜次郎は裏庭へと立出た。
江見水蔭 死剣と生縄 青空文庫
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