気伏せ
きぶせ
形容動詞
標準
文例 · 用例
昨夜あのくらい電話をかけて来てもくれなかったとか、気塞りな病院よりも他に面白いところがあるから来なかったのだとか、愚にもつかぬことを言い出して、叔母は終いに泣いた。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
日増しの老衰と、えもいえぬ思い気塞ぎとであった。
— ELIZABETH AND ESSEX 『エリザベスとエセックス』 青空文庫
しかもまた、当の王朗は、孔明の痛烈なことばに、血激し、気塞がり、愧入るが如く、うつ向いていたと思われたが、そのうちに一声、うーむと呻くと、馬の上からまろび落ちて遂に、そのまま、息絶えてしまった。
— 五丈原の巻 『三国志』 青空文庫