叩き
はたき異読 ハタキ
名詞頻度ランク #7636 · 青空 257 例
標準
(feather) duster
文例 · 用例
汝の獲たるケチくさき名譽と希望と、汝の獲たる汗くさき錢を握つて勢ひ猛に走り行く自動車の後枯れたる街樹の幹に叩きつけよ。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
北の屋蔭の苔むしたる井筒に、新調の洋服涼しげなる若人二人、巴里形の麥藁帽子見よげにかぶりて、細き櫻のステツキを手すさびに振り上げ、花もまだきなる紫陽花の葉を叩きつ、あやめを隔ててこなた、うちまもり給へるなりけり。
— 萩原朔太郎 『花あやめ』 青空文庫
やくざな私を、無言のうちに叩きあげて下さるのも、すべて兄上のちからである。
— 太宰治 『人物に就いて』 青空文庫
」と龜は鰭でもつて浦島の脊中を叩き、「王宮といふものは皆このやうに靜かなものだよ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
それが、唯一つのたのしみだ)たかだか五枚六枚の隨筆の中にも、私の思ふこと全部を叩き込みたいと力むのである。
— 太宰治 『義務』 青空文庫
春の思ひ出摘み溜めしれんげの華を 夕餉に帰る時刻となれば立迷ふ春の暮靄の 土の上に叩きつけいまひとたびは未練で眺め さりげなく手を拍きつつ路の上を走りてくれば (暮れのこる空よ!
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
猟師は、焼木杭に烟管をコツコツ叩きながら、 今がた雷鳥が何羽も出来やした。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
尾根の頂上へ出たときは、大斜線の岩壁が、深谷へ引き落されて、低くなったかとおもうと、また兀々とした石の筋骨が、投げ上げられて、空という空を突き抜いている、そうして深秘な碧色の大空に、粗鉱を幅広に叩き出したような岩石の軌道が、まっしぐらに走っている。
— 小島烏水 『谷より峰へ峰より谷へ』 青空文庫
作例 · 標準
仏壇のほこりを払うために、叩きでそっと撫でる。
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昔ながらの叩きは、使い込むほど手になじむ。
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大掃除の時には、棚の上の埃を叩きで払い落とすのが習慣だ。
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標準
dusting
作例 · 標準
毎日欠かさず、部屋の叩きをしている。
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彼は細かい部分まで丁寧に叩きをして、家具をピカピカにした。
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窓を開けて、風を通しながらの叩きは気持ちがいい。
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