吹き針
ふきばり
名詞
標準
(blowgun) dart
文例 · 用例
……鷲津七兵衛、泥子土之助、根岸兎角、逸見無車、妾は吹き針の業にかけたら、この人たちにだって負けない気だよ」 で、弟を振り返ったが、「小次郎や、お前さんは優し過ぎるよ。
— 国枝史郎 『娘煙術師』 青空文庫
吹き針の稽古「そのようにお泣きなさいますな。
— 国枝史郎 『娘煙術師』 青空文庫
そうして吹き針を習いましょう。
— 国枝史郎 『娘煙術師』 青空文庫
吹き針に得意なところから、不断に稽古をするからでもあろう、唇がボッと膨らんでいたが、しかし卑しくは見えなかった。
— 国枝史郎 『娘煙術師』 青空文庫
女子の護身用の武器としては、吹き針が一等でございますよ」――にわかに吹き針が消えてしまった。
— 国枝史郎 『娘煙術師』 青空文庫
精妙の吹き針 ボッと膨らませた鈴江の口から、銀の線でも延ばされたかのように、針が凄じい速さをもって、引き続き引き続き吹き出されたのは、それからまもなくのことであった。
— 国枝史郎 『娘煙術師』 青空文庫
と、その八手の群葉をくぐって、銀の線が奥へ流れて行く、日の光を貫いた吹き針の針で、五間の空間を一直線に飛んで、空にあるうちは燦々と輝き、八手の葉の蔭に流れ込むや、葉と葉とでできている陰影に溺れて、瞬間光を消してしまった。
— 国枝史郎 『娘煙術師』 青空文庫
……すべて吹き針と申しますものは、眼とか眉間とかいうような急所を狙って吹きつけるのが、大切の業とされております。
— 国枝史郎 『娘煙術師』 青空文庫
作例 · 標準
暗殺者は物陰から吹き針を放ち、標的の首筋を的確に射抜いた。
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この部族が使う吹き針には、神経毒が塗られており非常に危険だ。
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博物館の展示で、古代の狩猟に使われていた細長い吹き針を見た。
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