沢蘭
さわらん異読 サワラン
名詞
標準
Eleorchis japonica (species of orchid)
文例 · 用例
わたくしは伊沢蘭軒、渋江抽斎を伝した後、たまたま来ってこの細木香以を伝した。
— 森鴎外 『細木香以』 青空文庫
鴎外氏の近業二三 鴎外氏の『伊沢蘭軒』は読まなかつたが、今年の夏頃から、『日々』を読んでゐるので、その末の方を少しばかり見た。
— 田山録弥 『雨の日に』 青空文庫
この過程を通って、やがて鴎外が「椙原品」のような事実に即した作品をかくようになり、大正五年からは「澀江抽斎」「伊沢蘭軒」等の事実小説と云われている長篇伝記を書くようになったことも様々に考えられる。
— 宮本百合子 『鴎外・芥川・菊池の歴史小説』 青空文庫
鴎外の歴史的題材を扱った作品の、略「栗山大膳」ぐらいまでを歴史小説と云い、「澀江抽斎」「伊沢蘭軒」などを事実小説とする斎藤茂吉氏の区分も、私たちには何となしぴったりしない。
— 宮本百合子 『鴎外・芥川・菊池の歴史小説』 青空文庫
次は狩谷庭、伊沢蘭軒の長子|榛軒がいる。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
その十四 後に抽斎に医学を授ける人は伊沢蘭軒である。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
わたくしは抽斎の生れた年に、市野迷庵が何歳、狩谷※斎が何歳、伊沢蘭軒が何歳ということを推算したと同じく、京水の年齢をも推算して見たく、もしまた数字を以て示すことが出来ぬなら、少くもアプロクシマチイフにそれを忖度して見たかったのである。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
それから師伊沢蘭軒の長男|榛軒もほぼ同じ親しさの友となった。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
作例 · 標準
湿地の散策中に、紫色の美しい沢蘭がひっそりと咲いているのを見つけた。
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沢蘭は絶滅危惧種に指定されており、その保護活動が各地で行われている。
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この植物園では、日本の高山植物として沢蘭が大切に育てられている。
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