拳万
げんまん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
pinky swear (i.e. linking little fingers to confirm a promise)
文例 · 用例
そして、自分では何もしようとしないので、昨日小太郎がパパに連れられて、国境平の奥の方に放牧の牛を見に行ったのを機会に今日の午後までに、宿題の一つである(夏休みの一日)という綴方を作っておくように、指切りげんまんまでして約束した。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
「ねぇ、ねぇ、きっと、お願いだから、げんまん!
— 菊池寛 『第二の接吻』 青空文庫
「ね、げんまんして」 小指をさしつけ、順助が黙ってさし出す小指に桃子は自分の小指を絡めて、子供たちが約束げんまん、しっしっしっと振る時のように真面目に力を入れて一つ二つ三つと自分で上下に振った。
— 宮本百合子 『夜の若葉』 青空文庫
一層軟かく重吉の膝に頭を埋めながら、ひろ子は、「げんまん」 重吉に向って小指をさし出した。
— 宮本百合子 『風知草』 青空文庫
「よせよ、長」と登は首を振り、できるだけ乱暴に云った、「銀杏なんか好きじゃないし、おれはすっかり忘れていたくらいだ、そんなことを気に病むなんて男らしくないぞ」「こんど取ったらあげるね」と長次は云った、「今年じゃなければ来年、げんまんだよ」「よし、げんまんだ」 二人は右手の小指を絡ませて振った。
— 鶯ばか 『赤ひげ診療譚』 青空文庫
ね、約束しましょう、げんまん」「どうも、そう短兵急にせめ立てられちゃあ、道庵、旗を巻く隙もねえ」 三十六 こんな問答をしながら、薬園のあたりから道庵先生を程よいところまで送って、お雪ちゃんは、ひとり上平館へ帰って来ました。
— 恐山の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
約束だよ! うん、拳万ね!
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子供の頃、友達とよく拳万をして秘密を守った。
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拳万は、かわいらしい約束の仕方だ。
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