悪戯書き
いたずらがき
名詞
標準
文例 · 用例
」 お庄はその悪戯書きを見て見ぬふりをしていたが、終いに一緒に噴き出してしまった。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
雑誌に悪戯書きをして、いくらか前途を祝福されたこともあつた。
— 徳田秋聲 『閾』 青空文庫
Fは、扉に斯んな悪戯書きを残した。
— 牧野信一 『「悪」の同意語』 青空文庫
わたしはその看護婦について知っているだけのことを話し、そうして、トランプに負けた者にああした悪戯書きをするのであると説明しました。
— 小酒井不木 『メデューサの首』 青空文庫
それからわたしが冷静になって考えますと、たしかにだれかが催眠剤によってわたしを眠らせ、メデューサの首の悪戯書きをしたに違いないと思いました。
— 小酒井不木 『メデューサの首』 青空文庫
それは温泉宿でわたしのお腹に悪戯書きをした人間を捜し出し、思う存分|復讐してやりたいということです。
— 小酒井不木 『メデューサの首』 青空文庫
もはやお察しになったかもしれませんが、実は彼女のお腹ヘメデューサの首の悪戯書きをしたのは、かく申すわたし自身だったのです。
— 小酒井不木 『メデューサの首』 青空文庫
俺は、こいつはただの悪戯書きではないなと感づいた。
— 江戸川乱歩 『二銭銅貨』 青空文庫