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マーケ

マーケ
名詞
1
標準
marketing
文例 · 用例
ノラは一階のマーケットで彼女のエロチシズムと薄鼠色の蠱惑で商品を粉飾した。
吉行エイスケ 新種族ノラ 青空文庫
このビルは終戦直後は進駐軍専門の土産物のマーケットで「一般の人ご遠慮願います」という貼紙が出ていたが、そんな経営法もいつか立ち行かなくなったか、一階二階はいわゆる「一般人」相手の雑貨店、二階のすみには喫茶店三階は料理店や美容室――というややこしい経営法に変ってしまっていた。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
駅の附近のマーケットから食料品をどっさり仕入れ、昼すこし過ぎ、汽車に乗る。
太宰治 犯人 青空文庫
昨年の暮、でしたかしら、奥さまが十年振りとかで、ご主人のお友達の笹島先生に、マーケットでお逢いしたとかで、うちへご案内していらしたのが、運のつきでした。
太宰治 饗応夫人 青空文庫
この家の前を、よく通るんですがね、マーケットに買い物に行く時は、かならず、ここの路をとおるんですよ。
太宰治 饗応夫人 青空文庫
タラッタ、ラタ、ラッタラー、マーケットの日に、私は初めてペッギーを見た。
岡本かの子 決闘場 青空文庫
楢雄は煙草は刻みを吸ひ、無駄な金は一銭も使ふまいと決めてゐたが、ただ小宮町へ行つた帰りにはいつも天満の京阪マーケットでオランダといふ駄菓子を一袋買つてゐた。
織田作之助 六白金星 青空文庫
京阪マーケットの駄菓子はよそで買ふより安く、専らそこに決めてゐたのだが、一つにはそこの売子の雪江といふ女に心を惹かれてゐたのだ。
織田作之助 六白金星 青空文庫