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膝立ち

ひざだち
名詞
1
標準
kneeling
文例 · 用例
」 女房は片膝立ちに腰を浮かしながら能書をいう。
泉鏡花 薄紅梅 青空文庫
彼は刀を杖にして膝立ちになっていた。
本庄陸男 石狩川 青空文庫
つまり博奕打の女房という鉄火な自意識をさすのであり、そのためには、亭主の負けがこんでくると、片膝立ちになって赤いものをちらちらさせるという、特技を演ずることも辞さなかった。
山本周五郎 青べか物語 青空文庫
若くて、小股の切れあがった美人で、それが片膝立ちに構えると、下の肌着と肉躰の一部がちらちらし、そのため博奕を打つ手許が狂うというのであるが、あさ子の場合は成功しなかったばかりか、「気分を害しちゃう」という非難さえ起こった。
山本周五郎 青べか物語 青空文庫
筆者はそれがどういう意味であるか、いまでもとんと理解できないのであるが、片膝立ちになって赤いものがちらちらするとき、同時に、さがっているなすびが見え隠れしたのでは、――なすびがいかなる物であるか不明にしても、なんとなく「気分を害する」という気持がわかるように思えるではないか。
山本周五郎 青べか物語 青空文庫
ちょいとちょいと、サーベルをぶらさげてるからってえらそうな口をきくんじゃないよ、あさ子は片膝立ちになって啖呵を切った。
山本周五郎 青べか物語 青空文庫
いや、そっぽを向いてるわけじゃない、若い巡査はあさ子のほうを見たが、片膝立ちの部分が眼にはいらないように、視線を相手の胸から上へ固定させるためひきつけでも起こしたような眼つきになった。
山本周五郎 青べか物語 青空文庫
六助はへらへら笑いながら、どかっと音荒くあぐらをかき、仲次郎という男はこっちへ来て、蝶太夫の前へ片膝立ちに坐った。
山本周五郎 五瓣の椿 青空文庫
作例 · 標準
神主さんは膝立ちの姿勢で、厳かに祝詞を読み上げ始めた。
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狭い屋根裏部屋での作業は、膝立ちにならざるを得ず非常に疲れる。
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赤ちゃんがハイハイから膝立ちへと進化し、いよいよ立ち上がりそうだ。
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