誉め言葉
ほめことば
名詞
標準
文例 · 用例
シャーロック・ホームズ先生はその夜、私の出し得た長い報告を傾聴なさっていたが、ひとつの誉め言葉さえなかった。
— THE ADVENTURE OF THE SOLITARY CYCLIST 『自転車乗りの影』 青空文庫
此方は奉行所、一応吟味の上、 奉行「悪漢無頼の曲者、殊に舅の仇を討つは武士の嗜み、天晴な手柄」 というお誉め言葉がありまして、早速帰宅を許されました。
— 三遊亭圓朝 『後の業平文治』 青空文庫
」 旅人は、その誉め言葉に謙遜するような素振りを見せたが、将校はなおも続けた。
— IN DER STRAFKOLONIE 『処刑の話』 青空文庫
旅人は、いくらか誉め言葉を言おうと考えていた。
— IN DER STRAFKOLONIE 『処刑の話』 青空文庫
杉村にたいするほめ言葉を自分への皮肉と若い太田は聞いたのである。
— 島木健作 『黎明』 青空文庫
できはどうあれ(高志自身、慶一やワラや山崎に、これについて、ひとことでも感想をいったら、たとえそれがほめ言葉でも、二度と四〇七の秘蔵食料は食べさせない、といいわたしたぐらいだ)、テレビの画面にキャンパスや子どもたちが映っているので、父兄たちはけっこう楽しんだようだった。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
其卷三に百姓ほめ言葉を出す。
— 並にサンヤレの事 『女順禮』 青空文庫
サンヤレ亦一群の賣女の稱呼なる故、けんどん、西國順禮等と列して百姓ほめ言葉に編入され、吾輩幼時迄はやつた鈴木主水の口説き唄の終りに「出て行くのが女郎買ひ姿、ヤーレ」と云た如く、「胸に木札の絶る間もなしヤーレ」と唄ふ代りに「絶る間もサンヤレ」と適用したらしい。
— 並にサンヤレの事 『女順禮』 青空文庫