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胴中

どうなか
名詞
1
標準
trunk
文例 · 用例
雲は野火の煙の低迷する如く、富士の胴中を幅びろに斜断して、残んの月の淡い空に竜巻している、うぐいすのなく音も交る。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
だが、第三金時丸は、三千三十噸の胴中へ石炭を一杯詰め込んだ。
葉山嘉樹 労働者の居ない船 青空文庫
たとえ胴中を枝の貫通した鳥の絵は富豪の床の間の掛物として工合が悪いかもしれぬが、そういう事を無視して絵を画く人が存在するという事実自身が一つの注目すべき啓示ではあるまいか。
寺田寅彦 津田青楓君の画と南画の芸術的価値 青空文庫
少しあるくと道は突然中断されて、深い掘割が道と直角に丘の胴中を切り抜いていた。
寺田寅彦 雑記(1) 青空文庫
ようよう起上って道の五六町も行くと、またおなじように、胴中を乾かして尾も首も見えぬのが、ぬたり!
泉鏡花 高野聖 青空文庫
殊に崖を、上の方へ、いい塩梅に蜿った様子が、とんだものに持って来いなり、およそこのくらいな胴中の長虫がと思うと、頭と尾を草に隠して、月あかりに歴然とそれ。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
こゝで列車が半分づゝに胴中から分れたのである。
泉鏡太郎 銀鼎 青空文庫
馬の胴中ほどの石の、大樫、古槻の間に挟つて、空に架つて、下が空洞に、黒鱗の淵に向つて、五七|人を容るべきは、応接間の飾棚である。
泉鏡太郎 十和田湖 青空文庫
作例 · 標準
木の胴中には、年輪がはっきりと刻まれていた。
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彼の胴中はがっしりとしていて、力強さを感じさせた。
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鎧の胴中は、敵の攻撃から身を守る重要な部分だ。
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2
標準
second player (out of three)
作例 · 標準
三人での囲碁で、彼は胴中として落ち着いた打ち回しを見せた。
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胴中の役目は、先手と後手のバランスを取ることにある。
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将棋の三人差しで、彼は胴中として盤面全体を見渡していた。
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