もぞもぞ
もぞもぞ異読 もそもそ・モゾモゾ・モソモソ
副詞副詞-と動詞-サ変
標準
creeping (of an insect, etc.)
文例 · 用例
純次は博文館の日記を開いて鉛筆で何か書いているらしかったが、もぞもぞと十四五字も書いたと思う間もなく、ぱたんとそれを伏せて、吐きだすごとく、「かったいぼう」 とほざいて立ちあがった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
飯なんぞもぞもぞと食ってる奴があるかい、仙人みたい奴らだな」 柿江がそうそうに飯をしまって立とうとした。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
五 その鯉口の両肱を突張り、手尖を八ツ口へ突込んで、頸を襟へ、もぞもぞと擦附けながら、「小母さん、買ってくんねえ、小父的買いねえな。
— 泉鏡花 『露肆』 青空文庫
稲荷堂の、背裏から、もぞもぞと這出して、落ちた長襦袢に掛って、両手に掴んだ、葛木を仰ぎ見て、夥多たび押頂いたのは赤熊である。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
三味線背負った乞食坊主が、引掻くようにもぞもぞと肩を揺ると、一眼ひたと盲いた、眇の青ぶくれの面を向けて、こう、引傾って、熟と紫玉のその状を視ると、肩を抽いた杖の尖が、一度胸へ引込んで、前屈みに、よたりと立った。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
」 そこを両脇、乳も、胸も、もぞもぞと尾花が擽る!
— 泉鏡花 『みさごの鮨』 青空文庫
もぞもぞと腰を浮かせていたが、やがて思い切って、坂田は立ち上った。
— 織田作之助 『雪の夜』 青空文庫
」 お神はお愛想を言ったが、倉持は何となく浮かぬ顔で、もぞもぞしていたが、よく見ると彼は駱駝のマントの下に、黒紋附の羽織を着て、白い大きな帯紐を垂らしていた。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
作例 · 標準
落ち葉の下でもぞもぞと動く虫を、子供たちが興味津々で覗き込んでいる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
袋の中でもぞもぞと何かが動いていると思ったら、拾ってきたカブトムシだった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
布団の中でもぞもぞと動いている猫の姿が、愛らしくてたまらない。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
標準
restlessly
作例 · 標準
授業中にトイレに行きたくなったのか、隣の席の子がもぞもぞと落ち着きがない。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
慣れないスーツを着ているせいか、彼は首元を気にしてもぞもぞと動いている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
緊張して待ち合わせ場所で立っている間、手持ち無沙汰でもぞもぞしてしまった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
標準
hesitantly
作例 · 標準
言いたいことがあるのに言い出せないのか、彼はずっともぞもぞと口ごもっている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
謝ろうと思って彼女の前に立ったが、結局もぞもぞするだけで言葉が出てこなかった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
秘密を打ち明けようとする前触れとして、彼女はもぞもぞと指先をいじり始めた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
標準
to be crumbly (of food)
作例 · 標準
このパンは水分が少なくて、食べると口の中でもぞもぞして飲み込みにくい。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
もぞもぞとした食感のクッキーは、紅茶と一緒に食べると口どけが良くなる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
じゃがいもを茹ですぎて、もぞもぞとした粉っぽい質感になってしまった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview