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父様

とうさま
名詞
1
標準
文例 · 用例
いつぞは正気に復りて夢のさめたる如く、父様母様といふ折の有りもやすと覚束なくも一日二日と待たれぬ、空蝉はからを見つつもなぐさめつ、あはれ門なる柳に秋風のおと聞えずもがな。
樋口一葉 うつせみ 青空文庫
」「さう早く出るもんか」「だがね、今日はもう何も云つては駄目ですよ、今急病人があつてお父様は気が立つてるからね」 その時、俄然台所の方から、牛肉か何かを叩く音がして来ると、そゝくさと蒼い顔の妻君は長男の部屋をも立ち去つた。
中原中也 医者と赤ン坊 青空文庫
「おはやうございます、神父様、と彼女は云つた。
中原中也 山間秘話 青空文庫
父様は、この家の主人、早瀬主税には、先生で大恩人、且つ御主に当る。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
」「父様もね、やっぱり朝湯に酔うんですよ。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
」「ほんとうに貴郎の半分でも、父様が母様の言うことを肯くと可いんだけれど、学校でも皆が評判をするんですもの、人が悪いのはね、私の事を(お酌さん。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
お茶台に茶碗が伏っているじゃありませんか、お茶台に茶碗を伏せる人は、貴下|嫌だもの、父様も。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
病気なり、何なりは、父様も兄も本職だから注意が届くよ。
泉鏡花 婦系図 青空文庫