のんべんだらり
のんべんだらり
副詞-と
標準
idly
文例 · 用例
徃復七里、帰途の暑さはこたえた、しかし、のんべんだらりと坐つてゐるよりも歩いた方がたしかに身心をやしなふ。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
何ともつかずやれば成績は上がらず、かえって邪魔をされ、邪魔されて師匠の没後の家のためにならぬにかかわらず、のんべんだらりで附いているはさらに嫌なり。
— 身を引いた時のことなど 『幕末維新懐古談』 青空文庫
ところがその仲間は、逆に自分がやられているのにのんべんだらりと逃げもしない「だらしのない奴」だと思い、相手にそう云おうと思っていたというのである。
— 小林多喜二 『党生活者』 青空文庫
その同志にとってはしゃべるという事は始めから考え得られないことだったし従って他のものもしゃべるなどとは考えもしなかったので、「のんべんだらり」とアジトにいたのだ。
— 小林多喜二 『党生活者』 青空文庫
が今あの頼りない太田を前にしては、私はこの良き意味での「のんべんだらり」をアジトで極め込んでいるわけには行かぬ。
— 小林多喜二 『党生活者』 青空文庫
それだけの恐ろしい目に会わなかったことを実に仕合わせに有難くは思うが、万事が落付くまで、生れた東京の苦しみを余処にのんべんだらりとしてはいたくない。
— 宮本百合子 『私の覚え書』 青空文庫
また、ただ家にのんべんだらりとしているのは苦痛で、少しでも自分の社会生活が欲しくて、職業についた人というのも少くはなくなって来ていた。
— 宮本百合子 『働く婦人の新しい年』 青空文庫
お前さんが兵隊に行っているうち、私はのんべんだらりとしていたかい?
— ――ソヴェト文学に現れた婦人の生活―― 『「インガ」』 青空文庫
作例 · 標準
休日は、のんべんだらりと過ごすのが一番の贅沢だ。
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夏休みの間、彼は毎日をのんべんだらりと過ごしていた。
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のんべんだらりとした生活を続けていたら、あっという間に時間が過ぎた。
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