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服制

ふくせい
名詞
1
標準
文例 · 用例
私は船客の中の唯一の高潔な学徒として、大いに気取って、松島見物をしたかったのに、もうひとり、私と同じ制服制帽の生徒がいたのではなんにもならぬ。
太宰治 惜別 青空文庫
これは大学時代の写真ですが、この頃になると、多少、生活苦に似たものを嘗めているので、顔の表情も、そんなに突飛では無いようですし、服装も、普通の制服制帽で、どこやら既に老い疲れている影さえ見えます。
太宰治 小さいアルバム 青空文庫
全く、単に話の行きがかりから、私は少年の代りに一夜だけ、高等学校の制服制帽で、葉山家に出かけて行かなければならなくなったのである。
太宰治 乞食学生 青空文庫
佐伯は、れいの服装に、私の着物在中の風呂敷包みを持ち、私は小さすぎる制服制帽に下駄ばきという苦学生の恰好で、陽春の午後の暖い日ざしを浴び、ぶらぶら歩いていたのである。
太宰治 乞食学生 青空文庫
私は生れつき特権というものを毛嫌いしていたので、私の学校が天下の秀才の集るところだという理由で、生徒たちは土地で一番もてる人種であり、それ故生徒たちは銭湯へ行くのにも制服制帽を着用しているのを滑稽だと思ったので、制服制帽は質に入れて、和服無帽で長髪を風に靡かせながら通学した。
織田作之助 青空文庫
銭湯へ行くのにも制服制帽を着用していた生徒たち。
織田作之助 青空文庫
安藤は制服制帽できちんとしてゐた。
島木健作 續生活の探求 青空文庫
何故といつて、馬は士官のやうに制服制帽で人を見分けるやうな愚な真似はしないから。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
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服制(ふくせい)とは、衣服に関する制度・規則である。

出典: 服制 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0