鵬翼
ほうよく
名詞
標準
phoenix wings
文例 · 用例
鵬翼萬里、北を被ひ、大陸を裏み、南へ更に南へ伸びる。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
……正三がぼんやりその文字に見とれていると、清二はくるりと廻転椅子を消えのこった煉炭ストーブの方へ向けながら、「タバコやろうか」と、机の抽匣から古びた鵬翼の袋を取出し、それから棚の上のラジオにスイッチを入れるのだった。
— 原民喜 『壊滅の序曲』 青空文庫
……正三がぼんやりその文字に見とれてゐると、清二はくるりと廻転椅子を消えのこつた煉炭ストーブの方へ向けながら、「タバコやらうか」と、机の引出から古びた鵬翼の袋を取出し、それから棚の上のラジオにスイツチを入れるのだつた。
— 原民喜 『壊滅の序曲』 青空文庫
アームストロング・ウィットウァース機の車輪一度地をはなれれば、鵬翼欧亜の空を駆り日本へと近付いてゆく。
— 地軸二万哩 『人外魔境』 青空文庫
将に是、池中の蛟竜が風雲の乗ずべきを待ちて、未立たざるもの、唯機会だにあらしめば、彼が鵬翼の扶揺を搏つて上ること九万里、青天を負うて南を図らむとする日の近きや知るべきのみ。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
図南の鵬翼既に成れり。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
愛において主體は、わが生わが自己が近きもの狹きもの小なるものより出で、いかに遠きもの廣きもの大なるものをも恐れずに伸び行き擴がり行き、つひには全き世界一切の存在をも支配の鵬翼の下に收めるに至るを知るであらう。
— 波多野精一 『時と永遠』 青空文庫
図南の鵬翼いずれのときにか奮わん。
— 徳富蘇峰 『将来の日本』 青空文庫
作例 · 標準
彼の作品は、雄大な鵬翼を広げたかのようなスケール感がある。
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若い芸術家たちは、鵬翼を夢見て創作活動に励む。
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鵬翼を広げ、大空を自由に舞う鳥のように生きたい。
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ウィキペディア
『鵬翼』(ほうよく)は2005年11月に発売されたムックの5thアルバム。初回限定盤にはこの年の夏に出演したWacken Open Air 2005等の映像を収めたDVDが、通常盤初回プレスには「遮断」、「最終列車 -70'S ver.-」が収録されたボーナスCDが付属した。
出典: 鵬翼 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0