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水道の水

すいどうのみず
表現名詞
1
標準
tap water
文例 · 用例
あるいは夏季水道の水を汲んだままで実験していると溶けた空気が出て来て器械に附着し著しい誤りを生ずる事なども実験させた方がよいと思う。
寺田寅彦 物理学実験の教授について 青空文庫
勝手元では鼠が味噌濾や鍋をがたがたさせる音に雑って、水道の水がぽたぽたと落ちる音がした。
梶井基次郎 不幸 青空文庫
机の上には東京特有の黄塵が薄くたまつてゐて、汽車の煤煙を水道の水で淨めた私の指先に不愉快な感觸を傳へた。
有島武郎 小さき影 青空文庫
何の關係もない物質がごつたかへして秩序もなくころがつてゐる間に、龍頭から絶えず流れ出る水道の水だけが、たゞ一つすがすがしい感じを彼れに與へて音も輕く涼しかつた。
有島武郎 實驗室 青空文庫
猶以て念の爲に、別に、留桶に七八杯、凡そ湯船の高さまで、凍るやうな水道の水を滿々と湛へたのを、舷へ積重ねた。
泉鏡太郎 錢湯 青空文庫
水道の水が、ざあ/\鳴るのを聞きながら、酒をあまして、蕎麥屋を出た。
泉鏡太郎 深川淺景 青空文庫
味に精き者曰く、水道の水、礬気ありと。
幸田露伴 青空文庫
その時はお蔦の機知で、柔|能く強を制することを得たのだから、例なら、いや、女房は持つべきものだ、と差対いで祝杯を挙げかねないのが、冴えない顔をしながら、湯は込んでいたか、と聞いて、フイと出掛けた様子も、その縁談を聞いた耳を、水道の水で洗わんと欲する趣があった。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
作例 · 標準
暑い夏の日、水道の水を頭からかぶって一気に体を冷やした。
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料理の先生が「水道の水でも十分美味しい出汁が取れますよ」と教えてくれた。
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庭の草花に水道の水をたっぷりやり、朝のルーティンを終えた。
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