ゴルゴタ
ゴルゴタ
名詞
標準
Golgotha (site of the crucifixion of Jesus)
文例 · 用例
二度とふたたびお逢いできぬだろう心もとなさ、謂わば私のゴルゴタ、訳けば髑髏、ああ、この荒涼の心象風景への明確なる認定が言わせた老いの繰りごと。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
またわたしは、ゴルゴタの丘の十字架の下で苦しみ悩む母親のことを思わずにはいられませんでした。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫
異色ある作家の得て陥入る沮喪振りに、彼は早くも踏み迷つた後である故漸く意気を新にしたならば、そんなに同じ轍を踏む気遣ひもあるまいが、斯様なる作家の行手には痛ましくも幾多のゴルゴタが待ち伏せしてゐるであらう。
— 牧野信一 『浪曼的時評』 青空文庫
縛られた耶蘇がピラトの前に引出されて罪に定められ、棘の冕を冠せられ、其|面に唾せられ、雨の様な嘲笑を浴びて、遂にゴルゴタの刑場に、二人の盗賊と相並んで死に就くまでの悲壮を尽した詩――『耶蘇また大声に呼りて息絶たり。
— 石川啄木 『鳥影』 青空文庫
彼は、ゴルゴタへひかれて行くクリストが、彼の家の戸口に立止って、暫く息を入れようとした時、無情にも罵詈を浴せかけた上で、散々|打擲を加えさえした。
— 芥川龍之介 『さまよえる猶太人』 青空文庫
この詩人の心にはアクロポリスやゴルゴタの外にアラビアの薔薇さへ花をひらいてゐた。
— 芥川龍之介 『或阿呆の一生』 青空文庫
」 ゲツセマネの橄欖はゴルゴタの十字架よりも悲壮である。
— 芥川龍之介 『西方の人』 青空文庫
ゴルゴタの十字架は彼の上に次第に影を落さうとしてゐる。
— 芥川龍之介 『西方の人』 青空文庫
作例 · 標準
聖書によれば、イエス・キリストが磔刑に処されたのはゴルゴタの丘です。
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エルサレムには、ゴルゴタがあったとされる場所に教会が建っています。
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ゴルゴタは、キリスト教徒にとって神聖な巡礼地の一つです。
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