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嗅ぎ分ける

かぎわける
動詞-一段動詞-他動詞
1
標準
to distinguish by smell
文例 · 用例
「味なもの」とは味覚自身のほかに嗅覚によって嗅ぎ分けるところの一種の匂を暗示する。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
Smithsonian Institution の McIndoo 博士は、嗅覚の鋭敏なので名高い人だが、いつだったか、五、六ヶ月の実験の後、同じ巣に棲っている女王蜂と、雄蜂と、働蜂とをそれぞれ嗅ぎ分けることが出来た。
薄田泣菫 艸木虫魚 青空文庫
媼さんは闇を透してうそうそ旅人の容子を嗅ぎ分けるらしかつた。
大正七(一九一八)年 茶話 青空文庫
徳永直が、例の二つの黒い鼻の穴で階級を嗅ぎ分けるというような恰好で、熱心に委員橋本英吉の報告をきいている。
――「ナップ」第三回大会にふれて―― 文芸時評 青空文庫
そして、その別々なにほひを別々に嗅ぎ分けることが出來る間は、まだ自分の本性があると思つた。
斷橋 泡鳴五部作 青空文庫
渠には、鼻も亦右の方しか役に立つてゐないのだが、一方で僅かに嗅ぎ分けるこのにほひが、今のところ、たツた一つの慰めだ。
毒藥を飮む女 泡鳴五部作 青空文庫
しかし哥薩克は敵と味方を嗅ぎ分ける
VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI ディカーニカ近郷夜話 後篇 青空文庫
奴らは、前に往った犬の糞尿や凍傷の血の滴りを、なん月後でもちゃんと嗅ぎ分けるから……」 しかし、この鉄の男は顔色も変えていない。
遊魂境 人外魔境 青空文庫
作例 · 標準
「うーん、このスープ、隠し味にセロリを使ってるのを嗅ぎ分けたぞ」
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優れた猟犬は、複雑に混じり合った足跡の中から獲物の臭いだけを嗅ぎ分ける
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彼女は数種類の精油の中から、自分の体調に合う香りを見事に嗅ぎ分けた
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「あっ、雨の匂いがする」と、彼は湿り気を帯びた空気の微かな変化を嗅ぎ分けた
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2
標準
to discern (one thing from another)
作例 · 標準
ベテランの刑事は、現場に残された僅かな不自然さから事件の臭いを嗅ぎ分けた
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「あいつは儲け話を嗅ぎ分ける鼻だけは、人一倍利くんだよな」
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氾濫するネットニュースの中から、真実を嗅ぎ分ける能力が今まさに問われている。
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変化の激しい業界で、彼は次に流行るコンテンツを敏感に嗅ぎ分けた
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嗅ぎ分ける(かぎわける) — 幻辞.com