足蹴り
あしげり
名詞
標準
kicking (an opponent)
文例 · 用例
であるのに、小学を足蹴りするように、粗雑・大胆・軽率傾向の人は、自分の浅い了見で由字を解釈して頼字とし、可からずを解釈して宜しからずとし、「意のままに政治を行うことを可とする」とこの章を解釈し、そして之を大いに非難するような、無益な議論を数々耳にする。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
更に僕は別れる一週間程前に僕を明白に欺いた事実を知って、彼女を足蹴りにして擲った。
— 辻潤 『ふもれすく』 青空文庫
しかし、重苦しく足蹴りに出来ないものは、却ってしがない職人である彼自身の内にあった。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
この島の一般的な風習で、威嚇するための鞭打ちや足蹴りぐらいなら、義務として受けるだけのことだ。
— 久生十蘭 『ノア』 青空文庫
不均衡な不安定な、いやあな気持に自分をおいて、自分に対して、唾をはきかけ、自分に対して、あしげりして、何といういじめ方。
— 久坂葉子 『幾度目かの最期』 青空文庫
作例 · 標準
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