山崖
さんがい
名詞
標準
文例 · 用例
前田といへる山崖の海浜をすぐ。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
」次で「再過太田孟昌宅」七律に、「籬連僧寺杉陰老、砌接山崖苔色多」の一聯がある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
狹長なる畑、山崖と溪流との間にあり。
— 大町桂月 『鹿野山』 青空文庫
パートロクロス今行きてアキルリュウスの許を訪ひ、※然として*涙垂る、譬へば暗き泉より、迸り出で山崖を降る濁流見る如し。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
小石川区内では○植物園門前の小石川○柳町指ヶ|谷町辺の溝○竹島町の人参川○音羽久世山崖下の細流○音羽町西側|雑司ヶ|谷より関口台町下を流れし弦巻川。
— 永井荷風 『葛飾土産』 青空文庫
焼けっ原を見降しながら、山崖の草いきれの中で私達はゆめをみた。
— 久坂葉子 『灰色の記憶』 青空文庫