雨雫
あめしずく異読 あましずく
名詞
標準
raindrop
文例 · 用例
何處からともなく旅行者が思ひ思ひに荷物を背負つて、躯から雨雫を滴らせながら驛へ這入つて來た。
— 林芙美子 『雨』 青空文庫
大木の陰も雨雫で同じことだ。
— 豊島与志雄 『山上湖』 青空文庫
○あしひきの山の雫に妹待つとわれ立ち沾れぬ山の雫に 〔巻二・一〇七〕 大津皇子 大津皇子が石川郎女(伝未詳)に贈った御歌で、一首の意は、おまえの来るのを待って、山の木の下に立っていたものだから、木からおちる雨雫にぬれたよ、というのである。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
右に石川郎女の和え奉った歌は、「吾を待つと君が沾れけむあしひきの山の雫にならましものを」(巻二・一〇八)というので、その雨雫になりとうございますと、媚態を示した女らしい語気の歌である。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日雨雫について考えている。
雨雫という言葉は日本語で重要だ。
彼は雨雫の意味を理解している。
この文には雨雫が含まれている。