縄抜け
なわぬけ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
slipping one's bonds
文例 · 用例
つかまえるまでは気が張っていますけれども、もう捕まえてしまうと誰でも気がゆるむものですから、油断して縄抜けなんぞを食うことが時々あります。
— 石燈籠 『半七捕物帳』 青空文庫
これも前の天狗から思い付いたことで、恐らく油断をして縄抜けをされたのでしょう。
— 川越次郎兵衛 『半七捕物帳』 青空文庫
縄抜けでは自分たちの落ち度になるから、これも旋風にこじつけたものと察せられます。
— 川越次郎兵衛 『半七捕物帳』 青空文庫
まじめじゃあ助からねえと思って、気ちがいの振りをしたのだろうが、川越の屋敷から町奉行所へ引き渡される途中で縄抜けをしている。
— 川越次郎兵衛 『半七捕物帳』 青空文庫
なにしろ縄抜けをするくらいですから、唯の芸人じゃあないと睨んで、庄太にだんだん調べさせると、この三八というのは以前は上州の長脇指、国定忠治の子分であったが、親分の忠治が嘉永三年にお仕置になったので、江戸へ出て来て太鼓持になったという奴。
— 川越次郎兵衛 『半七捕物帳』 青空文庫
「縄抜けの法は泥棒ばかりでは有りません。
— 江見水蔭 『死剣と生縄』 青空文庫
生縄のお鉄から教わった縄抜け縄切りの法を、此所に早速応用するのだ。
— 江見水蔭 『死剣と生縄』 青空文庫
縄抜け 八五郎は平次に別れて、緊張した心持で金沢町の近江屋に帰って来ました。
— 怪盗系図 『銭形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
伝説の大泥棒は、どんなに厳重に縛られても、わずかな隙を見て鮮やかな縄抜けを披露した。
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手品師が箱の中で縄抜けに成功し、観客の目の前に突然現れると、会場は拍手喝采に包まれた。
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「あの男、また縄抜けして逃げやがった!」「追え、まだ遠くへは行っていないはずだ!」
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