大汗
たいかん
名詞
標準
Great Khan
文例 · 用例
実際に大汗をかいて長い時間を費やした後に、やっと無理やりに詰め込む事が出来たのであった。
— 寺田寅彦 『チューインガム』 青空文庫
暫時茫然として居たが、膚脱ぎに成つて大汗をしつとり拭いた、其の手拭で向う顱卷をうんと緊めて、氣を確乎と持直して、すた/\と歩行出す。
— 泉鏡太郎 『二た面』 青空文庫
そこで旦那が、御覧じやした通りの体裁、や、抜けつ潜りつ、こやの軽いのにゃ飽倦ッちゃって、二人とも大汗になって、トド打掴え、掛けたのを外しにかかると、俯向けに倒れながら、まだ抵抗う気だ。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
夏、家族全部三畳間に集まり、大にぎやか、大混乱の夕食をしたため、父はタオルでやたらに顔の汗を拭き、「めし食って大汗かくもげびた事、と柳多留にあったけれども、どうも、こんなに子供たちがうるさくては、いかにお上品なお父さんといえども、汗が流れる」 と、ひとりぶつぶつ不平を言い出す。
— 太宰治 『桜桃』 青空文庫
五尺七寸の毛むくじゃらの男が、大汗かいて、念写する女性であるから笑い上戸の二、三の人はきっと腹をかかえて大笑いするであろう。
— 太宰治 『女人創造』 青空文庫
博士は、花屋へ、たいへんな決意を以て突入して、それから、まごつき、まごつき、大汗かいて、それでも、薔薇の大輪、三本買いました。
— 太宰治 『愛と美について』 青空文庫
又|打死はしたが、相国寺の戦に敵の総帥の山名宗全を脅かして、老体の大入道をして大汗をかいて悪戦させたのは安富喜四郎であった。
— 幸田露伴 『雪たたき』 青空文庫
帳場から此處へ參る内も、此の通りの大汗と、四人の車夫は口を揃へ、精一杯、後押で、お供はいたして見まするけれども、前途のお請合はいたされず。
— 泉鏡花 『雪の翼』 青空文庫
作例 · 標準
新国王の戴冠式は、国を挙げて祝われる盛大な儀式であった。
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彼女は、その功績を称えられ、栄誉ある賞の授与という形で戴冠した。
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戴冠の準備が整い、王宮では厳かな雰囲気に包まれていた。
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