お久
おひさ
表現
標準
it's been a long time
文例 · 用例
と、中の一人が彼方見て「まァ親分が」 と云えば他の二人も出て来て三人揃って「親分お久し振り」 半次を伴った五郎蔵の親分然たるところ。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
「お久しいね、甚三さん」と云って、今度はかやの方に向直って、「おかやちゃん、これ(と云って若者を指さして)が松戸村(南の村落の名)の笛吹きの甚三さんですよ」とかやの、下げ髪の上に優しく手を置き乍ら、前屈みに顔をのぞき込んだ。
— 岡本かの子 『かやの生立』 青空文庫
五十「小主公お久振でござりました、よく私の声にお覚えがござりますな。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
若旦那、お久しゅう。
— 泉鏡花 『開扉一妖帖』 青空文庫
それだって、様子を見ただけでも、お久しぶりとも、第一、お早う、とも言えた義理じゃありませんわ。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
随分お久しぶりにお目にかかります」「田舎へ入って仕舞ってどちらへも御無沙汰ばかりです。
— 岡本かの子 『荘子』 青空文庫
京子の手紙一 秀雄様、お久し振りね。
— ――二つの連作―― 『春』 青空文庫
「おお、その声は楓どの」 さすがに覚えていてくれたかと、「お久しゅうございます」「…………」 普段おしゃべりの佐助が鉛のように黙っているのを見て、何故こんなに変っしまったのかと楓はあやしく心が乱れて、まるでその変り方はこの楓を嫌ってしまったせいだろうか。
— 織田作之助 『猿飛佐助』 青空文庫
作例 · 標準
お久について知りたいことがあります。
あ、お久がありますね。
お久というのは何ですか?
これはお久の例です。