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枳園

枳園
名詞
1
標準
文例 · 用例
これは抽斎の考証学の方面を代表すべき著述で、森枳園と分担して書いたものであるが、これを上梓することは出来なかった。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
『経籍訪古志』の書名であることは論ずるまでもなく、あれは多紀※庭の命じた名だということが、抽斎と森枳園との作った序に見えており、訪古の字面は、『宋史』鄭樵の伝に、名山大川に游び、奇を捜し古を訪い、書を蔵する家に遇えば、必ず借留し、読み尽して乃ち去るとあるのに出たということが、枳園の書後に見えておる。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
それは抽斎と森枳園とが交を訂した事である。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
枳園は後年これを弟子入と称していた。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
文化四年十一月|生の枳園は十一歳になっていたから、十三歳の抽斎が十一歳の枳園を弟子に取ったことになる。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
枳園、名は立之、字は立夫、初め伊織、中ごろ養真、後|養竹と称した。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
その男枳園を挙げたのは、北八町堀竹島町に住んでいた時である。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
因にいうが、枳園は単独に弟子入をしたのではなくて、同じく十一歳であった、弘前の医官|小野道瑛の子|道秀も袂を聯ねて入門した。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫