取り木
とりき
名詞
標準
layering (a plant)
文例 · 用例
木乃伊取り木乃伊となり、勅使の大臣は質に取られる事 こちらは、旅僧|魯智深と、行者すがたの武松との二人。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
うむ、とりきんで足袋を引っぱったら、私はからだの重心を失い、醜くよろめいた。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
ジヨバンニはそれにうつとりきき入つてをりました。
— 宮沢賢治 『銀河鐵道の夜』 青空文庫
ところが、「浜のゆうれい」のほうは、旅人が海べを、ひとりきりで歩いていると、そのあとをつけてきます。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『アンネ・リスベット』 青空文庫
利根川のほとりきのふまた身を投げんと思ひて利根川のほとりをさまよひしが水の流れはやくしてわがなげきせきとむるすべもなければおめおめと生きながらへて今日もまた河原に來り石投げてあそびくらしつ。
— 萩原朔太郎 『純情小曲集』 青空文庫
わたしを罵りわらふ世間のこゑごゑだれひとりきて慰さめてくれるものもなくやさしい婦人のうたごゑもきこえはしない。
— 萩原朔太郎 『定本青猫』 青空文庫
しかし或るとき、酒に酔つてゐて牛と角力をとるんだとりきんできかない男を妻子が泣きながらひきとめてゐるのを見て、酒といふものも、はたして人のためになるかどうか、あやしいと思ひました。
— 新美南吉 『鳥右ヱ門諸国をめぐる』 青空文庫
娘さんひとりきりのときには、なるべく二階の室から出ないやうにつとめた。
— 太宰治 『富嶽百景』 青空文庫
作例 · 標準
お気に入りのごく普通のツツジを増やすために、枝の一部に傷をつけて水苔を巻く取り木を試みた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
取り木は挿し木に比べて成功率が高く、親木と同じ性質を持った苗を確実に作れる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
数ヶ月後、取り木をした部分から白い根が十分に生えてきたので、親木から切り離して鉢に植えた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
ウィキペディア
取り木 とは、植物の人工的繁殖方法の一種。立木の幼枝や若枝の一部から発根させ、または根から発芽させたものを切り取って新たな株を得る方法である。
出典: 取り木 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0