幻辞.com

望の月

もちのつき
名詞
1
標準
full moon
文例 · 用例
上皇は、折りから望の月東山の松の上に昇り、夜の凉風肌を慰むる興に惹かせられ、御殿の御階近くへ出御、光遍き秋空に、禁庭の荻叢に歌う虫の音に、ご興尽くるところを知らず、一膳を用意するよう仰せられた。
佐藤垢石 にらみ鯛 青空文庫
いはゆるケルトの暦の、自然が虹を織るといつた「希望の月」二月のほの温かいものがふくまれてゐる。
片山廣子 或る国のこよみ 青空文庫
黒部の大谷では鉛色の雲が稍や暫くの間、生れ故郷を探しあぐねた放浪の子のようにのろのろ動き廻っていたが、やがて下へ下へと沈んで、山の精霊が浮み上ったように透明な肌を持った岳の額から、既望の月が冴えた光を送って来た。
木暮理太郎 黒部川奥の山旅 青空文庫
作例 · 標準
今夜は望の月が空に輝き、美しい夜だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
望の月を眺めながら、昔の思い出に浸っていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
望の月は、古くから人々に信仰の対象とされてきた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash