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あれよあれよという間に

あれよあれよというまに
表現
1
標準
while looking on in blank amazement
文例 · 用例
打ち見たところ、首をかしげて、何考えるか寒の蛙の寒そうな、ちょっぴり温めてくれようか」 そう言ったかと思うと、はや佐助の五体はぱっと消え失せて、一条の煙が立ちのぼった、――と、見るより、煙は忽ち炎と変じて、あれよあれよという間に、あたり一面火の海と化し甲賀流火遁の術であった。
織田作之助 猿飛佐助 青空文庫
あれよあれよという間に、海の向こうでは何百万本単位で売れ始めたという話を聞かされている最中も、心の底には小さなとげが引っ掛かっていた。
富田倫生 青空のリスタート 青空文庫
あれよあれよという間に、社会主義の首府に向って、飛行機は飛び去り、芝居は終るというわけである。
宮本百合子 ソヴェトの芝居 青空文庫
それが、十日ばかり後に大難関に逢着し、あれよあれよという間に折竹参加という、大|報道価値がかき消えてしまうとは…… というのは、次のような声明書、「大地軸孔」行きを断念するという意外な折竹の発表が、朝刊締切後の深更の各社をおどろかした。
地軸二万哩 人外魔境 青空文庫
あれよあれよという間に、全部片附いてしまったわけである。
中谷宇吉郎 娘の結婚 青空文庫
どんぐりの背比べの中から物の弾みでひょいと頭一つ飛び出せば、後はこの空間を支配する標準化の力学が、あれよあれよというまに絶対的な強者に押し上げてくれた。
富田倫生 青空のリスタート 青空文庫
そこで崖下にいるわれわれの存在に気がついて、長いくびをのばして、あれよあれよというまに崖の下にいる僕らのうちの誰かの頭にがぶりとかみつき、むしゃむしゃとたべてしまう。
海野十三 恐竜島 青空文庫
怪物は、あれよあれよというまに、数寄屋橋をわたり、きゅうに右にまがったかとおもうと、どこかへ、見えなくなってしまいました。
江戸川乱歩 鉄塔の怪人 青空文庫
作例 · 標準
あれよあれよという間に雨が止んだ。
あれよあれよという内に卒業となった。
あれよあれよという間に成人式を迎えた。
あれよあれよという内に退職が決定した。
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