青黒い
あおぐろい
形容詞
標準
black with hints of blue (as in a bruise)
文例 · 用例
ともかくもそれを云ってしまうと、それまでひどく緊張してきつい表情をしていた彼の顔が急に柔らかになってくる、そして平生気持の悪いような青黒い顔色には少し赤味さえさして来て、見るから快いような感じに変化するのである。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
――青黒い支那兵営の中から四五人の白露兵が歩き出して来た。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
しかし、二人は青黒い兵営に帰ると、そのことを、ほかの者達にすっかり名誉のようにバラしてしまった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
青黒い兵営から、布団や、床篦子や、弾丸が持ち出された。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
森の中を平地に窪んで、居る処も川幅も、凡そ百|畳敷きばかり、川の流が青黒い。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
先生の目の周囲には青黒い輪が歴然と残っていた。
— 寺田寅彦 『病室の花』 青空文庫
烏の大尉とただ二人、ばたばた羽をならし、たびたび顔を見合せながら、青黒い夜の空を、どこまでもどこまでものぼって行きました。
— 宮沢賢治 『烏の北斗七星』 青空文庫
湯殿の西の窓の細い障子が少し開けてあって、廂へ搦んだ糸瓜の黄な花と青黒い葉と蔓との間から真赤な夕焼雲の端と、鼠色の暮空とが透いて見える。
— 岡本かの子 『かやの生立』 青空文庫
作例 · 標準
毎日の生活の中で色々な発見がある。
友人との会話を通じて新しい視点が得られた。
家族と過ごす時間は何より大切だ。
日常の小さなことに感謝する心が大事。