耒耜
らいし
名詞
標準
spade
文例 · 用例
座に在った四十五人は等しく耒耜を採って、兵右衛門を打ち殺して仕舞った。
— 菊池寛 『島原の乱』 青空文庫
しかしその平野は凡て耒耜が加えられている。
— 一名 東京散策記 『日和下駄』 青空文庫
凡そ今日の勢、いやしくも余地あれば其処に建築を起す、然らずともこれに耒耜を加うるに躊躇しない。
— 一名 東京散策記 『日和下駄』 青空文庫
(六)器物の起原に関する説明支那の神話に曰く、燧人出でてはじめて、金を鋳て刄を作り、伏羲はじめて網を作り、神農出でて、茲にはじめて耒耜ありと。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
然るに近年になつて、此史學上久しく荒蕪地となつて居つた足利時代に、耒耜を施すものが次第にあらはれて來たことは、吾人の大に愉快とする所である。
— 原勝郎 『足利時代を論ず』 青空文庫
私の友人は、ほんの数えるくらいしか無い。
— 太宰治 『自作を語る』 青空文庫
何台目かに来た浜町行に乗込んだら幸いに車内は三、四人くらいしか乗客はなくてこの頃のこの辺のバスには珍しくのんびりしていた。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
ロンドンからの便りでは、新聞や通俗雑誌くらいしか売っていない店先にも、ちゃんとアインシュタインの著書(英訳)だけは並べてあるそうである。
— 寺田寅彦 『アインシュタインの教育観』 青空文庫
作例 · 標準
古代の農具である耒耜は、土を掘り返すのに使われた。
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遺跡の発掘調査で、当時の耒耜の一部が発見された。
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耒耜を使って畑を耕すのは、重労働だっただろう。
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