海砂
うみずな異読 うみすな
名詞
標準
sea sand
文例 · 用例
「へ」 頭を下げて、「……寿限無寿限無五|劫のすり切れ、海砂利水魚の水行末、雲来末の風来末、食う寝る所の住む所、やぶら小路|藪柑子……」 とたんに、助六は立ち上がった。
— 正岡容 『寄席』 青空文庫
訊きたくなるのを無理に耐えて大声で、「……ポンポコピー、ポンポコナーの長久命の長助……寿限無寿限無五劫のすり切れ、海砂利水魚の……」 ああ気になるなあお艶ちゃん。
— 正岡容 『寄席』 青空文庫
それゆえ、死のうと思い決めたのでした」「死ぬ……それはいつでもできることじゃ、まあ、その理をいうてみなされ」「醜い――恥かしい――それはもう上人様のまえで申すも面映ゆいことでござりますが、実は」と、山吹は、坐っている海砂をまさぐりながら――「わたくしは元、京都の六条で、白拍子をしておりました。
— 吉川英治 『親鸞』 青空文庫
このおねえさまは、たれよりもむこうみずな子でしたから、大きな川が海にながれだしている、そこの川口をさかのぼっておよいでいってみました。
— DEN LILLE HAVFRUE 『人魚のひいさま』 青空文庫
はやくも、新占領区域を中心に商戦の火蓋をきった、向うみずな一商会があった。
— 小栗虫太郎 『「太平洋漏水孔」漂流記』 青空文庫
つく/″\考へるのだが、所謂モダン・ガールといふものは、随分向うみずな我儘なものだと思ふ。
— 岸田國士 『女性風俗時評』 青空文庫
彼等は二人とも夜ふかしをしたり、料理店に入ったり、晩がた本通りをぶらついたり、娘たちの跡をつけたり、向うみずな運動競技をやったり――まあ、要するに騎士だったのである。
— WIE JAPPE UND DO ESCOBAR SICH PRUGELTEN 『なぐり合い』 青空文庫
(c)我々に栄誉を与えるのは、向うみずな運命である。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
作例 · 標準
例句
ウィキペディア曖昧さ回避
海砂(うみすな) 海で採れる砂利。 弥海砂(あまね みさ) - 漫画『DEATH NOTE』の登場人物。
出典: 海砂 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0