想像上
そうぞうじょう
名詞-の形容詞
標準
imaginary
文例 · 用例
」 話している間、男の目はぎらぎらと輝いていて、胸に手をあてがったかと思うと、喝采を送る想像上の聴衆に対する返礼のごとくお辞儀した。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
利己主義といふものですら、殆どすべてが想像上のものである。
— 三木清 『人生論ノート』 青空文庫
想像上の条件反射ということがあり得るならば、自我主義の潔癖な彼女は、或は、生きながら死を経験したかも知れない。
— 豊島与志雄 『条件反射』 青空文庫
利己主義というものですら、殆どすべてが想像上のものである。
— 三木清 『人生論ノート』 青空文庫
もう神戸……岡山あたりだろうかとか、いつ頃朝鮮へ着かれるだろうか、とかそんなことを話しながら、夜の中を走ってる汽車と、それに関連するいろんな想像上の椿事とが、心の奥に巣くってきました。
— 豊島与志雄 『影』 青空文庫
柿沼の死が他殺で、自分がその共犯人だとの、想像上の奇怪な疑念だった。
— 豊島与志雄 『女心の強ければ』 青空文庫
人間の案出した想像上の神は、久しい間、客観的に存在するものと迷信されて、人間以上の不可知の世界に最高の位地を占め、遙に人間を見下して、絶対の司配的威力を、人間には勿論、全実在の上に揮うものとなった。
— 与謝野晶子 『既成宗教の外』 青空文庫
そういう想像上の会話の後に、この旅客は、その憐れな人間を掘り出してやるために、空想の裡で――ある時は鋤で、ある時は大きな鍵で、ある時は自分の両手で――掘って、掘って、掘るのであった。
— 上巻 『二都物語』 青空文庫
作例 · 標準
想像上の動物を描いた絵本は子供たちに人気だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
これは想像上の出来事であり、現実には起こりえない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
想像上の友人と話すことで、彼は孤独を紛らわせた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash