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唾棄

だき
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #43928 · 青空 133
1
標準
disdain
文例 · 用例
愚かな屈辱……ところが今日は人見がおたけを意識しながら彼の演説の真似をしたりするのを見ると、ある忌わしい羨望の代りに唾棄すべき奴だと思わずにはいられなくなっていた。
有島武郎 星座 青空文庫
侮辱と唾棄の表現のために、刎ね掛けられた柄杓の水さえ救の露のしたたるか、と多津吉は今は恋人の生命を求むるのに急で、焦燥の極、放心の体でいるのであったが。
――(前題――楊弓) ピストルの使い方 青空文庫
四 闇市場で売っている蛍を見て、美しいと思ったなどという感傷は、思えば唾棄すべきではあるまいか。
織田作之助 大阪の憂鬱 青空文庫
吾々の見渡した世間にさう眼につく程ごろ/\してゐない物のうちには、常人さへ唾棄して顧みなくなつた(従つて存在の権利を失つた)のも沢山あるだらうが、貴重なため容易に手に入りかねるのも随分あるべき訳である。
夏目漱石 文芸とヒロイツク 青空文庫
東 せに腹はかへられぬ西 雪隠で饅頭 東のは、親は疎に代ふる能はざるを云ひ、西のは自利の念の甚しきや陋醜唾棄すべきの事を敢てするに至るを嘲れるなり。
幸田露伴 東西伊呂波短歌評釈 青空文庫
十九世紀の、巴里の文人たちの間に、愚鈍の作家を「天候居士」と呼んで唾棄する習慣が在ったという。
太宰治 乞食学生 青空文庫
恩愛に絡まれている安宅先生の鏡に在る自分は、魅惑に牽き付けられている蝶子さんの鏡にも、生活に獅噛み付かれている老女二人の鏡にも映り反して、既に在る映像と他より映れる映像とは、唾棄し合い、嘲笑し合い、威嚇し合っている。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
鏡の中の分身また分身、唾棄からは吐息が生れ、嘲笑からは悲憤が生れ、威嚇からは憂愁の限りない嗚咽が生れる。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
作例 · 標準
彼の傲慢な態度は、皆に唾棄された。
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そのような不正行為は、唾棄すべきものである。
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「なんてこと!あの人のやり方、唾棄したくなるわ!」
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