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後逸

こういつ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
letting (a ball) pass
文例 · 用例
王、あれア石垣の、やつらがくやしがつてあの様ににらめて居るので御座らう」ヒヨウキン者の郭光は妙な口調でこういつた。
太宰治 地図 青空文庫
こういつまでも外国のものの封切りを追いかけては感心させられる事に忙しいのでは困るという気もした。
寺田寅彦 映画雑感(1) 青空文庫
つまりそれまでのスワは、どうどうと落ちる滝を眺めては、こんなに沢山水が落ちてはいつかきっとなくなって了うにちがいない、と期待したり、滝の形はどうしてこういつも同じなのだろう、といぶかしがったりしていたものであった。
太宰治 魚服記 青空文庫
新聞の調子を見てもわかるが、どこかこういつもに違ってまじめなところがある。
田山花袋 田舎教師 青空文庫
監督の実際は、会社の方針、検閲制度、経済的制御、機械的不備、スターの精神異常、こういつた種類のこわい鬼どもの昼寝のすきをねらつてささやかなる切紙細工をして遊んでいる子供にも似たはかない存在である。
伊丹万作 雑文的雑文 青空文庫
必ずもう一度行こういつか――私と彼女のあいだの、これは固い「指切り」である。
白夜幻想曲 踊る地平線 青空文庫
「うん、どうかこちらへ、といつて御案内してくれ」 藤枝はこういつてちよつと私のほうを見た。
浜尾四郎 殺人鬼 青空文庫
殊にあなたのようなお若い、立派な方が見えるときつと、こんなにはにかむんですよ」 彼はこういつて、ちらとこつちを見た。
浜尾四郎 殺人鬼 青空文庫
作例 · 標準
二死満塁の緊迫した場面で、捕手がまさかの後逸をしてしまい、労せずして三塁走者がサヨナラのホームを踏んだ。
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正面の平凡なゴロだったが、不規則なバウンドに対応できず、グラブの脇を抜けて外野まで後逸してしまった。
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勝利を確信していた九回裏、痛恨の後逸によって逆転負けを喫し、選手たちはその場に泣き崩れた。
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